こんにちは、思考の種です
このコラムは、他の受験用の記事とは違って、ゆっくり、時には批判的に、時には自分の場合に当てはめて、どうか「ゆっくりと」時間をかけて読んでもらいたいと思っています。
WEBメディアという媒体の特性上、多くの記事は読み飛ばしで、気になるところだけが読まれていることは把握しています。
でも、ここでは徹底的に、自分の頭を使って、自分の人生をどういったものにしたいか、どう生きていたいか。
自分なりの答えを出してみてほしい。人生という大きな枠組みの中で受験を捉えてみてほしい。
そして自分がなぜ受験勉強をするのかを徹底的に言語化してみてほしい。
もちろん、普段からそうしろとは言いません。ただ、たまには考える時間をとってみることも必要だと思うのです。
そのヒント・反面教師として、所々に僕の主観的な話や体験、考えを散りばめています。
僕と同じ考えである必要はないし、納得できなくても良い。
ただ、自分の人生という大きな枠組みの中で、受験という高校生にとって、大きくて、同時に小さな出来事を捉えるということは、どの受験生にも必要だと思います。
もちろん、大学合格が受験生にとっての1番の目標であることはとっても自然なことだし、それを否定するつもりはありません。
しかし、「燃え尽き症候群」などに代表されるように、
人生をより豊かにするための手段であるはずの「受験勉強」が、いつしかそれ自体がある種「神聖化」された目的へと転じてしまい、
さらには大学入学後の人生において、悪影響を及ぼしてしまうとは、これこそが本末転倒だと思うのです。
極端な例を出してしまい、申し訳ありませんが。。
仮に一生懸命考えた結果、答えが出なかったとしても、自分の頭で自分のこと、自分の人生について考えることは、あなたにとって、きっと大事なきっかけになるはず。
そう言っても、ゆっくりと批判的に読んでくれるのは10人に1人ぐらいだろうなぁ
それでもいい。僕は、その1人のために、この記事を書きました。
1なぜ受験するのか、そのメリットはなんなのかを徹底的に考える
僕個人の意見としては、受験勉強を始めるまえに、なぜ自分が受験をするのかをしっかりと考えた方がよいと思っています。
大学受験をするのが当たり前の環境にいる人でも、あえて自分に問いかけてみてください。
「自分はなぜ大学受験をするのか??その結果どのような人生を歩みたいのか??」と。
僕は高校生の時、なんで受験をするのか、徹底的にその意味を考えました。
ぐっともう1歩踏み込んで、人生の意義について考えることもありました。
そもそも何のために生きているのだろう?
幸せになるため?その瞬間を楽しむため?種族繁栄のために、子供を作ってそれでおしまい?
多分、人間が生物として生きているのは、種族繁栄のためでしかないと思いました。
で、種族繁栄して何になるのだろう。。その答えは当事の自分にはわかりませんでした。
今でもわかりません。5歳児のような神様がいて、上から人間たちがひしめき合っている様子を見物でもしているのでしょうか。
そっか。人生に意味なんてないんだ。
でも、だからこそ考える力を与えられた人間はその意味を作り出していけるのだ。
そう高校生の僕は思いました。
どこかニーチェの超人・サルトルの話に似てますね。
人間であることの意味。僕個人の人生の目的。
こんな抽象的な、古代ローマ時代から錚々たる哲学者たちが取り組んできた問題に答えが出るわけもないんですが、
当時高校生だった僕が自分なりに考えて出した答えは、
「あえて意味のない人生において自分なりの幸福を最大化すること」でした。
そして当時の僕にとっての幸福とは、遊ぶことでも、彼女を作ることでもなく「何か」に猛烈に熱中することでした。
僕にとって、受験とは、その「何か」であると同時に、未来の自分への先行投資でした。
僕は中学生の頃から、
「どうせならめちゃくちゃおもろい人生を生きたい」
「何かに猛烈に熱中しているのが1番楽しい」
という目標というか、野望というものが明確にあって、
それを実現するための現実的な手段「少しでも可能性を高めるため、未来の自分をより成長できる環境に送り込むため」として、京大に進学することを高校生1年生の時に決めました。
受験勉強を頑張って、より自分が成長でき楽しめる環境に自分を送り込む。
これが僕にとっての「受験勉強」の意味です。
それと同時に、自らの幸福=「何か」に熱中することを「今」実現するということにもつながっていました。
しかし、これはあくまでも僕の場合の話。みなさん自身にとって、人生の意味、受験の意味をゆっくりと考えてください。人生に意味なんてないし、そんな抽象的なことを考えても意味がないと思う人はそれで構いません。ただ、なぜ自分が受験勉強をするのか、そのメリットは何なのかをあらかじめ明確にしておけば、勉強が行き詰まった時や、成績が伸び悩んで困っている時に、モチベーションの1つになります。
自分にとって、受験をする意味はなんなのか、その参考になる記事をあげておきます。
ただ、今恵まれた環境にいる人で、普通にやっていれば、周りと合わせていれば東大・京大に合格することができる人もいるでしょう。
実際、なぜ東大・京大を選んだのかという問いに対して、「周りがそうだったから」という答えも珍しくはないです。
そんなある意味恵まれた(僕は必ずしもそうとは思わないですが)環境にいる方はそこまで受験の意味なんて考えなくてもいいかもしれません。
でも、自分のやりたいことが明確である人と、そうでなくただ周りに合わせて生きてきただけの人とでは、大学の4年間で大きく差がつきます。
人生をRPGに例えてみましょう。
あくまで学歴自体は「盾」に過ぎません。
しかし、「何か」に猛烈に打ち込み、そこで得た考え方や知識、取り組む姿勢は時に「剣」になり得るのです。
人生の意味や目的はその人によってそれぞれだし、そもそもRPGをクリアすることが本当に「幸せ」なのかはわからない。
だけど、これから自分の人生を良くしていきたい。enjoyしたい。成功したい。なんなら、楽して人生を送りたい。でも特に打ち込めることも得意なこともない。という人たちにとっては、「学歴」というある意味「魔法の盾と剣」を持っている方が、「段ボールと木の枝」、もしくは「素手」だけで戦うよりも圧倒的に合理的で楽ちんだと思うのです。
勉強したくない。と思う人は、
自分にとって、なんで受験するのか。そのメリット、デメリットを徹底的に考えてみてほしい。
それで、デメリットがメリットよりも大きいと判断したならば、受験勉強なんてしなくていいわけです。
なにも自分で考えずに、単に周りが受験するから、自分も受験する。という思考停止の状態では危険です。
ただ、個人的に、僕は受験勉強をして本当によかったと思っています。
もうすでに自分の進みたい道が決まっていて、具体的にこれをしよう、これがしたい、と決まっている人は受験勉強なんてする必要は全くありません。
例えば、家業を継ぐ。スポーツのプロとしてやっていく。
それは素晴らしいことだと思うし、もうすでに熱中できる対象としての「何か」を見つけることができていて、本当に幸せなんだと思う。
しかし、大多数の高校生にとっては、現実的ではないかもしれません。
まだやりたいことなんてないよ、という人も多いかもしれません。
僕も、具体的にこれがやりたいというところまでは明確ではありませんでした。
おもしろい人生を歩みたい。どうせなら楽して成功者になりたい。そんなレベルでした。
そんな高校生の皆さんは、人生を「楽」に送るために、今頑張ってほしい。
一見逆説的ですが、2、3、年間勉強を頑張るだけで、この先一生○○大卒という肩書きがつかえ、受験勉強で得られた、汎用性や再現性の高い「学び方」が手に入るのですから、人生を長い目で、マクロの目で捉えた時には、もはや自明でしょう。
ほとんどの「勉強」してこなかった大人たちは「あの時勉強しとけば。。」と後になって後悔するのです。
僕は、大人になって勉強を始めることは本当に素敵だと思う。
「何か」を始めるのに遅すぎるなんてことはない。
ただ、受験勉強で習得できる知識、基礎的な教養、勉強に打ち込むことで得られる自己理解や学び方あるいは学歴といったものは、一生持っていける、いわば「財産」なのです。
一生持っていける財産・武器は、なるべくはやい時期に手に入れた方がお得だと思う。
それが、人生の幸福の最大化につながるのです。
せっかく勉強するなら若いときにやった方が得だよね。ってことです
2志望校を決定し、徹底的に、そして具体的に妄想する
1、2をする必要があるのは、そもそも受験をする必要があるのかを批判的に検討するため、そして必要だと感じたならば、受験で「勝つ」ために徹底的に「量」をこなす動機づけになるからです。
受験において、量をこなすことは必要条件なんです。
よく、1日3時間で〇〇大学に合格しました!とか、そんな感じの話を聞くことがあると思います。
あれ、全部嘘です。いや、嘘というと語弊があるかもしれません。
受験は、どれだけ知識や考え方を身につけたか、そしてそれを応用できるかを問うゲームです。
仮にとてつもない天才がいたとしても、全く勉強しなければ、全く点数を取ることはできません。
天才、頭がいいというのも、やや抽象的で、なにをもって頭がいいと言えるのかについてはまた他の記事にまとめます
数学の天才がいたとしても、遺伝はあるとはいえ、結局天才なのは好きでたくさんやっているからです。
数学は、積み重ねの学問です。いや、数学に限らず、受験は全部そうです。
受験生同士での効率の差はもちろんあります。でも結局はどれだけやっているかにすぎないんです。
でも、あいつはめっちゃ頭がよくて勝てないんだよ。。
と思う受験生、たくさんいると思います。
それは、幼少期や受験生になる以前に学習、あるいは日常的に触れてきたからなんですよ。
受験生のときは、1日3時間の勉強で〇〇大学に合格しました!というのはあり得ます。
でも、そんなやつは大抵の場合、小学校や中学校でしっかり勉強してきているんです。これ本当です。
結果として学習量が担保されているから、勝てるんです。
小さい頃から勉強を積み重ねてきて、もう十分に大学に合格できる力がついているのに受験生になって何十時間も勉強する必要がない人が、1日3時間の勉強で〇〇大学に合格するんです。
量が大事なことは理解してもらえたと思います。
その「学習量」を担保するために重要な一つの要素として、志望校を決定し、徹底的に、そして具体的に妄想することが大事になってきます
勉強が楽しくて仕方がない。超進学校で、周りに合わせて「普通」にやっていれば楽々自分の志望校に合格できる。
そんな優れた環境にいる人は、もしかしたらこんな記事は必要ないのかもしれない。
でも、そうじゃない人たちが大勢いるのを僕は知っています。
どうにかして、この現状を変えたいんだけど、うまくいかない。今のままじゃいけないことはわかるけど、どうすれば良いのかわからない。
こんな人たちには、僕がある意味先輩として、考え方や、道標を提示して、どうにかして「何か」を変える、その手助けがしたい。
そもそも何も考えておらず、周りに合わせているだけ。
こんな人たちには、このままじゃやばい。ということを伝えて、自分の人生、自分がどう生きていきたいのか、じっくり考えてほしい。
後になって「このままじゃどうにもうまくいかない」と思っても、もう遅い。
先手先手で、自分から「世界」に向けて働きかけていく。
この世界は、主体的に動く人に優しい世界です。(詳しくは別記事にまとめます)
僕が高校生の時は、周りがほぼ100%受験する環境にいて、「普通」にしていれば、受験をするという選択を知らず知らずのうちにしてしまう環境にいました。
しかし、「自分で」なぜ勉強するのか、どうして受験するのかを明確に理解できていないと、
勉強を本格的に始める時期が、周りと同じになってしまったり、
少し壁にぶち当たった時に、挫折してしまいがちです。
実際に僕の周りの友達も途中で挫折してしまう人もいました。
そんな中で僕を支えてくれたのが妄想力。
これはこれからの人生を歩んでいく上でも、すごく大事だと感じる力です。
自分が目標を達成した姿を具体的に妄想する。
大学受験の場合は、志望校に合格した自分や、○○大生として活躍している自分をできるだけ具体的に妄想してください。
すると、そこには理想の自分がいるわけですから、すごくわくわくしてきます。
いま、自分が勉強を頑張れば、努力すれば、その延長線上にわくわくするような理想の自分がいるわけです。
それと同時に、いま自分が頑張らなければ、そんな自分には出会えないという事実にも直面します。
頑張れば、理想の自分に。頑張らなければ、そうではない自分に。
そのわくわく感と、恐怖感の両輪で自分を前進させていくのです
そうやって、毎日勉強を積み重ねていけば、おのずと学習量が担保され、受験に成功する可能性があがります。
3情報収集を徹底的に行う 配点→教授が求めているもの
当サイトを参考にしてもらっても良いですし、他のWEBサイトや、先輩、先生など、色々な情報源を頼りにしてもらっても構いません。
その際に注意すべきことは、徹底的に情報量を集めて、自分で批判的に検討すること
情報量をしっかり集めて、自分の頭でその情報の良し悪しを批判的に検討する。
こんな単純なことですが、受験だけでなく、今後の人生において役に立つスキルだと思うので、あえて強調しています。
現代は、情報の社会だと言われて久しいです。
フェイクニュースをはじめとする情報、有識者のコメントなど、玉石混合の情報の海を僕達は泳ぎ続けることになります。
そんな社会で活躍できるのは、自分から主体的に情報を取捨選択し、活用できる人。
単に与えられた情報だけで満足している人ではありません。
なんども繰り返し言いますが、受験勉強においては、たまたま生まれ落ちた環境がよかったために、自分から情報を集める必要がなく、成功する人もたくさんいます。
周りの環境が良かったために、良質な情報が周囲の人間や学校から入ってくるのです。
それはそれで素晴らしいことで否定するつもりはありません。
ただ、そんな優れた環境はいつまで続くでしょうか??
受験勉強という唯一解があるものと対比される、答えのない現代社会。
そんな社会で活躍していくには、情報を主体的に集めて検討できる人間になる必要があります。
その練習として、受験が非常に役に立つのです。
情報量が多いと不幸になるというデータがありますが、僕はそうは思いません。
もちろん、InstagramやFacebookで他の人と比較してばかりでは幸福度は下がるかもしれません。
確かに今のインターネット社会には、おびただしい数の情報が散乱しているし、こうやって僕がこの記事を書いている間にも刻一刻と、情報の海に大量の水が注ぎ込まれています。
学校の先生を信じて、先生に与えられた情報と教材だけで○○大学に合格しました‼︎
というのは確かにすごいことではあります。
でも、人生という大き枠組みとして捉えると、これから常にそんな学校の先生のような人が常にいるとは限らないし、ある種の情報リテラシーがないと、うまくやっていくのは難しいと思います。
それは大学に入ってからもそうです。単一的な「受験」という目標はなくなります。
なにをしようが、なにを学ぼうが、完全に個人の自由です。
自分がなにをしたいのか、自分の人生において重要視すべきものはなんなのか。そういった根本のところが安定していると、大きく差がつく大学生活の4年間を有意義に過ごすことができます。
それを考える支えとなるのが、情報です。
車輪を再発明する必要はないんです。
既存の車輪は発明・開発してくださった先人に感謝をして、ありがたく使わせてもらった方がいいんです。
それを再発明するのは時間の無駄にもなりかねません。
既存の車輪を使ってもっと未知なるものをつくりだすことに価値があります。
自分の力で情報を入手して、自分の頭で自分にあった学習方法を考え、実行する。
そこに受験勉強の価値(の中のひとつ)があると思います。
これだけ、情報が飽和している社会においても、情報格差は以前として存在します。
この記事を読んでくれている時点で、あなたが少なくとも「情報弱者」である可能性は限りなく低いのだけれど、
情報を自分から掴みにいく姿勢。それを批判的に自分の頭でしっかりと咀嚼すること。
それは常に心の片隅においておかないと、受験でというよりも、今後の人生において損してしまうのではないかと思います。
この記事をよんでいる段階で情報に関する感度は高いので安心してください!
ぶっちゃけて言うと、この記事だって信用する必要はないんですよ。信用性をだすために京大だとか英検1級だとかの肩書きを利用していますが、大事なのは、自分の頭でしっかりと考えられるかどうかです。他の人の意見も参考にしながら、自分の頭でしっかり考えて、この記事内容は信頼できると思ってください。
つねに懐疑的、批判的な視点はわすれないようにしてください。
それが学問の本質でもあります。
なんでこうなるの??なんかここおかしくない??という先人たちの身近な問いから学問は発展してきました。
大学に進学するということは、そんな学問に関わるということですから、ぜひ
懐疑的・批判的な視点をわすれない
ということは常に意識してみてください。
4とりあえず英単語帳を一冊仕上げてみる
受験で1番大事な科目は大抵の場合、英語と数学です。それは間違いありません。
高校1、2年生に受験勉強のとっかかりとして、まず具体的に何をすればいいかと問われれば、
僕は間違いなく、
「英単語帳を1冊仕上げろ」
と答えます。
理由は
- 英単語帳を1冊まるまる頭に入れていることは、受験の必要条件と言っても良いくらい、必須で大事。
- 他の受験生に一気に差をつけられる
- 暗記のコツ、勉強のコツがつかめて、その後の学習がはかどる
英単語の重要性については、そのうち記事にまとめます。
しっかりと英単語学習の重要性を考えてみてほしい。
自分が心の底から納得できれば、学習がスムーズに進みますからね。
でも、ここは何も考えずに、いろんな人が英単語は大事だと言っているから、単語を覚えるという場合でも、十分に価値があることだと思います。
それくらい、英単語学習は受験勉強において大事です。
他には数学の基礎を固めておくことなど、やるべきことはまだありますが、まずすべきこととしては英単語の暗記が1番優先順位が高いです。
さあ、今すぐ英単語学習をはじめよう!!
最後に
読者の方々の中には、高校生や中学生もいれば、
子供を持つ親御さんや、教育業界の方々、大学生や、単に興味を持ってくれた人もいるでしょう。
僕は、自身の受験経験、その際に周りの高校生を見てきてたくさんのことを感じました。
なぜこの子は、勉強に価値・意味を見出さないのだろう。
それだけならまだ理解できるものの、なぜ、価値を見出さず、自分から進んで考えることもしないで、しかし結局は文句を言いながらも、高3になってから急に焦ってイヤイヤ勉強をし始めるのだろう。
多くの場合、所詮「量」をこなさないと勝てない受験で、高3になってから焦って受け身の状態で物事を進めても、うまくいかないのです。
そして、僕は大学生になり、家庭教師や、塾講師として生徒と接してきました。
高校生の頃から、実際のとある公立高校の教育の実情を目の当たりにしてきて、
こんな現状を変えたいという思いを強く抱き始めました。
しかし、単なる大学生の身分で何か大それたことができるわけでもなく、まずは自分の身近なところから変えていこう。よくしていこうと思い、日々を過ごす中、当ブログのこの記事をきっかけに
具体的に生徒のみなさんの考え方を少しでも変えれたらな、少しでも良い影響を与えられるといいなと思い、当記事を執筆しました。
かなり主観の入った内容もあるので、実際の受験指導の際には、なかなかここまで踏み込んでいいのかといった懸念が常につきまとうのは事実ですが、WEBメディアという自由な媒体でなら、自分の考えを自由に述べていいだろう。
そして、この記事を読んでくれた人の中で、少なくとも1人は僕の考えに共感したり、あるいは反発してくださる人がいるだろうというささやかな希望もあります。
この記事で僕が伝えたいことは、シンプルです。
高校生ならば、自分がどう生きたいのか、どういう人生を歩みたいのか。
自分の1回しかない人生の中で受験する意味、価値はなんなのかを、自分が腑に落ちる形で、理解する。
その上で、受験しないと決断したならば「他に打ち込むことがあるのなら」、徹底的にやらない。
ただ、読書はした方がいいと思いますが、それはまた別の記事で。
周りの「当たり前に流されることなく」受験すると決定したならば、それこそ3、4(情報収集や英単語学習)で述べたことや、自分でやるべきだと判断したことを徹底的にこなす。
何事もある程度の成果を出すには、一定の「量」が必要ということを理解する。
学習「量」を担保する初期の動機付けとして、成功した自分を徹底的に妄想する
あとは「当たり前」「普通」の基準を変えるなりして、「環境」をかえる。
僕は、この記事に何か受験生を良い方向に向かわせられるものがあると、信じています。
もしそれがなかったとしても、教育に携わる誰かの、考える「きっかけ」になれば幸いです。
では、あなたが今日も1歩前進しますように。
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